家の外に出る時は。。。鍵を持って!

我が家の裏側にあるお宅には、高齢の夫婦が住んでいます。

ご主人は92歳。奥さまは ちょっと歳下のようなので、80歳代後半くらいかな?

こんな時間に誰だろう?

昨日の夜8時頃、❝ビンボーン❞とインターフォンがなりました。

誰だろう? こんな時間に。

モニターで確認すると、ん? 高齢の女性? 裏のお宅の奥様でした。

普段は裏側の草取りをしている時などに顔を合わせてちょっと話をする程度のお付き合いなので、《なんだろう?》と不思議でした。

『あのね、私がちょっと水やりしてる間にお父さんにカギをかけられちゃったの』(花に水やりをするのに、暑いから日が暮れてから。と思ったんですって)

まさかの閉め出し。

『ケンカしたとかそういうのじゃなくて、私が外に出たことに気が付かなくてカギを閉めたらしいの。耳が遠いからチャイムを鳴らしても気が付かないみたい。お風呂場の照明が付いているからお風呂に入ってるかもしれないのよ』

『それは大変!息子さんとか 娘さんが合鍵を持っているとかもないんですか?』と聞くとそれもないらしい。(今考えてみたら、持っていたとしても電話番号覚えてないよねえ…たぶん)

まずは電話をしてみよう。固定電話と携帯電話。。。両方ともでない。

家の外から様子をうかがうと、お風呂から水の音がしています。それなら まずは我が家でお茶でも飲んで待って、お風呂を出た頃にもう一度電話をしてみようということになりました。

。。。。。。しばし、奥様の普段からのご主人へのグチを聞く時間。。。。。。。

「長生きなんてするもんじゃないわ〜」などと言ってました。

しばらくしてから、固定電話をかけてみると、ご主人が電話には出てくれました。出たことは出た。

でも、耳が遠くて全然聞こえないの。何を言っても話しが通じなくて…

しばらくするとガチャン!電話が切られました。

それでは携帯電話にかけてみよう。

夫が、携帯電話の番号を交換していたので、今度は携帯電話のディスプレイに、誰からかかってきた電話なのか表示されたようです。

なので、誰からの電話なのかは、わかってはいる…だけど、よく聞こえないから どんな要件だかわからない。

奥さまに聞いてもらおうとして電話の向こうで『お母さん!』と呼んでいるのが聞こえてきます。

奥さまは、ここにいるんですもの。
呼んでも来てくれないですよ(笑)

要件がわからないからウチに来ようとしたようで、外に出て出てきました。(こちらも、外に出て行きました)

ここで、やっとご主人に会うことができました。良かった。

ご主人の第一声 『2階にいるのかと思った』

ここで、最初にいう言葉は『ごめんごめん!』それから『2階にいるのかと思ったんだよ』の方が良いですよね?

『最初に『ごめんね』を言えない夫を持つと苦労しますねー』

とか言いたいところでした(笑) 夜なので『良かったね』とお互いに家に入って、事件は解決です。

ここまで耳が遠いと大変だわ。


奥さんには、「これからポケットにカギを入れて、水まきをしないとダメですね(笑)」と言っておきました。。。

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