労働保険の年度更新の時期になりました。
令和4年度は6/1〜7/11の間に提出です(だいたい毎年その辺りです)
労災保険と雇用保険
労災保険と雇用保険をまとめて労働保険といいます。
【労災保険】
個々の従業員ではなく、会社に保険をかけるというイメージです。なので、パートでもバイトでも全員が対象です(役員は除く)
【雇用保険】
それぞれの従業員に個別にかける保険というイメージ。雇用保険加入の条件を満たしている人が加入します(1週間で20時間以上働く。1ヶ月以上継続して働くなど)
労働保険の年度更新って?
労働保険って前払いして、後で精算するというやり方です。
①去年の4月から今年の3月までの分を計算する。【確定保険料の申告】
②去年払った保険料が、少なければ足す。多ければ返してもらう。
③ ①で計算した分を今年の4月から3月までの予想(見積り)として先払いする。【概算保険料の申告】
④ここに【一般拠出金】(石綿健康被害給付のため)も足す。
このために、昨年度の分を計算して届出するのが年度更新です。
毎年5月の末くらいに届出用紙が届きます。
まずは内訳を書いて計算する
これを書類Aとします↓
赤で囲んだ部分が労災保険、青で囲んだ部分が雇用保険です。
なので、赤い部分の人数のところにはパートもバイトも含めます。
そして、全員に支払った給与の合計を記入します(手取りではなく総額です。ボーナスも含みます)
青で囲んだ部分は雇用保険に加入している従業員の人数と、その人たちの給与の合計を記入します。
この書類Bは自分が申告書を記入するために計算する書類です(提出しなくても良いもの)
申告書に転記して保険料を計算する
これを書類Bとします↓
書類Aをよく見ると「これを申告書の○の部分に転記する」と細かく丁寧に書いてあります。
その通りに書類Bの申告書に転記していきます。
私は色鉛筆で色分けしました(同じ色のところに転記するようにしました)
そこで、指示されたように足し算や掛け算をしていくと…と支払う保険料が計算できるようになっています。
書くところが沢山あって面倒だし複雑だけど、難しい訳ではありません。
知らないことだから、書類を見ただけで「大変だ!手ごわい!」と思いますよね。役所から来る書類ってみんなそう...
《私が書類を作る時に気がついたこと》
・計算するところが多いから、ちょっと気を抜くと間違えそう…
・労働保険保険と雇用保険で、人数が違うので気をつける。
・口座振替を利用していない場合は、申告書の提出と併せて納付もする。
・郵送で届出する場合、控が欲しい時は返信用の封筒を同封する。
・令和4年度は10月から雇用保険の保険料率が変更になるので半年分ずつ計算する。
実は、これを計算して下書きをしたころに 公認会計士の方から「労働保険の年度更新が人事労務freeで出せますよ」と教えていただいて「そうなの?」と確認してみました。
そこで、自分の下書きのミスを発見!(うっかりミス)
給与明細や勤怠などの管理ができるソフトなのですが、まだいまいち使いこなせていないのです。
いつも、おばさんにもちゃんとわかるように丁寧に教えてくださる頼りがいのある方です。ありがたい。。。
キツネの刺繍
今日は寒かったので、久しぶりにユニクロのブロックテックを着てみました。
コロナで在宅勤務があったころにワンポイント刺繡をしたものです。
このキツネお気に入りでリュックにも刺繍したくらい。
懐かしい。。。おうち時間があんなにたくさんあったのは今まで始めてだったから、ゆったりとした気持ちで刺繡けっこうやってました。
こんなに好きなことをできる時間があることは当分の間はなさそうです。
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