私の実家は足立区なので 学生のころから足立の花火大会には毎年のように出かけていました。
千葉に住んでからも、母と待ち合わせして花火を見たりしていたので、慣れているのはやっぱり足立の花火。
娘も 私と一緒に出かけることが多かったので、やっぱり花火と言ったら【足立の花火】だそうです。
隅田川と違って、荒川は河川敷が広いので『見るところが全然な〜い』ということにもならず、見ている時はいいのですが、なんせ遠い。。。
混んでいる道をノロノロと歩いて駅まで行って、そこから電車。
去年、娘に誘われたときに『遠いからなぁ』と言ったら『都内のホテルを予約して、ついでにプチ旅行気分にしよう』ということになりました。
「今年もそうする?プチ旅行気分になるためには。。。大浴場付きが良いよね」
そんな感じで予定していました。
雷雨に注意しましょう
花火当日の朝、天気予報を見ると[雷雨に注意しましょう]ということでした。
ちょっと心配だから 晴雨兼用の傘を持って、更に出かける前に 最寄駅の近くのキャンドゥで100円のレインコートを購入(慎重派なもんで…)
そして、夕方には河川敷に到着。
河川敷で他の人たちを見て感じたこと。。。《私って慎重派なんだわ》
浴衣を着て 浴衣用の小さなバッグしか持っていない…(絶対に傘もってないよね?)
レジャーシートもないから新聞紙敷いてる…
小さな子ども抱っこして、ベビーカーも…
大きくて引っ張って歩くカートみたいなやつ(最近はバーベキューの荷物入れたりしてこれ引っ張ってる人よく見る)を持ってきてる人…
雨降るかも?って予報なのに?これで大丈夫なの?
そして…私たちが、レジャーシートを敷き、おにぎりとサンドイッチを食べ終わり…
花火打ち上げの開始20分前に、大会本部からアナウンスが。。。
「今日の花火大会は雷のために中止になりました」
警察官も間に合わず
放送があったとき、河川敷には『え〜』が響きました。(何万人もの「え~」)
この時、カミナリはけっこう鳴っていたものの 雨はまだ降っていなかったので、《それならば急いで撤収!》
[1分後には歩き始める!]くらいの勢いで支度をして歩き出しました。
みんな一斉に土手にある階段の方に向かいました。当然そうなることはわかっていたはず。
《人が集中しすぎて前に進まないぞ!》という状態になったころ、私たちは、これから階段を上るところでした。
ここ(階段の一番下の両脇)に立っていた警察官が、規制するはずだったであろう黄色いテープを高く上げて(まだ折りたたんだ状態)反対側にいる警察官に『もう、これ使っちゃう?』と叫びました。
そりゃそうでしょ。その方が良いに決まってるし。早い方が良いよ。その辺りにいた人たちが、みんなこの階段に集中しちゃってるんだから!
そこからまた何分か経って。。。また同じ警察官が同じポーズをしながら
『やっぱりさ、もうこれ使っちゃう?』と向こう側の警察官に叫んでる。。。
みんな一斉に帰るんだから、花火終了後と同じことをしなきゃダメじゃないのか?
今使わないで いつ使うのよ。『今でしょ』
などと思いながら 階段をジワジワと上りました。その後、ちゃんと規制したのかは見届けられませんでした(この写真だと、規制していないような…)
そして、階段を降りたころから雨がポツポツ。その後、豪雨というほどにはならなかったものの けっこう雨が強くなってきました。
私たちはレインコートと傘。少々強めの雨でも大丈夫な装備。
周りには、傘がない人・レジャーシートを頭にかぶってる人 がたくさん歩いています。傘が1個で2人とも背中びしょびしょっていうカップルも。
お店の軒下や カーポートの下(個人のお宅の敷地だけれど)は雨宿りの人だらけ。
やっぱり、私には あれは無理だ。心配だから次回も色々と用意して行くことにしよう。
そんなこんなで、この日は【ドーミーインを楽しむ日】に変わったのでした。