先日行った【国立科学博物館】で丸1日 孫たちの姿を見て《兄弟は友達でもあり、ライバルでもある》と感じました。
長男はマイペース
孫は 小5 小3 幼稚園の年中 の3人
心の中は誰にもわからないので、あくまでも推測ですが…
長男はだれかと比べるというよりは、自分のやりたいことを自分のペースでやりたい。
弟が持っているからという理由で物が欲しいのではなくて、自分が欲しいものが欲しい(自分が欲しいと思っていれば、持っている弟のことを「ずるい」と思うかもしれないけれど)
それとは違い…次男と三男は、別に自分が欲しいと思っている物でなくても《お兄ちゃんが持っているから、ずるい》《もらえるものなら もらわないと…》と思っている様子。
三男の《次男を出し抜きたい》という欲が強すぎる
特に三男は、《兄ちゃんたちよりも 何としてでも上を行きたい》という理由で末っ子の武器を使ってダダをこねます。
長男はマイペースなので 自分の邪魔をされた時以外はあまり争いごとには発展しません。
しかし 次男は自分よりも弟が先を越そうとしたりすることが面白くないので、いつもケンカになってしまいます。
三男は5歳にしては体力もあるし、口も達者。
次男がちょっと先を歩いていると、走って行って必ずその前を歩こうとします(そこでまた争いが起こる)
そしてそれが気に入らない次男が また少し前に出る(笑)
それを繰り返すから、どんどん先に進んでしまって私はずっとハラハラしないといけなくなる…
何かディスプレイがあってタッチできたり、ボタンが押せたりする展示物を見てる時も 次男が使っているものを使いたがる(同じようなものが他にあっても)(そこでまた争いが…)
次男が、パパに今日あったことを話そうとすると、先に自分が説明したくて口をはさむ(また争いが…)
声も大きいし、パワフルだから小さいのに迫力があってうるさい(笑)
間に挟まれた次男は大変そう
こういう時は、ダンゼン小さい方が有利。
周りの目が《弟のやることに目クジラをたてるんじゃない》《相手は小さいんだから》という雰囲気だから。
でも、次男が5歳だった時も同じように「お兄ちゃんだから…」言われていたはず。何年たってもずっと弟の方が小さい。
私にも弟しかいないので、その辺りの不満はよくわかっている。(はず)
でも、その二人が争いになった時、私も 次男の方に『弟に言ってもムダだし、対抗するだけ損だから違うことをしよう』などと言って次男の方を説得しようとしてしまう(なんだかんだ言っても、大きい方が話は伝わるし)
それに…納得できないから、私や親に文句を言ったり(弟にこっそり意地悪したり)しちゃうんだけど、それが原因で 『まだ、そんなこと言ってる』とまた怒られる。
『それは損だよ』『納得はいかないかもしれないけど』黙っていた方が良いよ。
自分のことだけやっている長男は怒られないですんでいるでしょ?
と、今なら思う。私も小さい頃は納得がいかないからそれを口に出していた。
けれど、それが原因で結局怒られるのは自分なんだよ。と教えてあげたい。
それをわかってもらうのは、難しい。。。
もう少し大きくなれば人との関わり方も学ぶとは思う。でも、三男は大人になるまでこの[末っ子という武器]を使いこなして行きそう。
次男も【弟と争うよりも自分のことを考えた方が得!】という考えになるにはまだまだ時間がかかりそう。
だって、大人になってもそんなことはありますから《夫は未だに娘をライバルのように思っている(本人は気づいていないけど)》
早く気がついた方が、自分が得ですよー
でもね。。。こんなにケンカばかりしているのに
すぐに、くっついて また遊んでいる(笑)
兄弟でけんかしたり、遊んだり。。。人間関係の練習ができるのは良いことですね。
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