家に帰ると玄関に紙袋が置いてありました。(夫は、なんでも玄関に置きます。とりあえず置く。片付けるのは私)
《何かもらい物?》と中をのぞくと《薄汚れたナスかな?》みたいな物が見えました。私には[ナスを収穫した時に土の上に直接置いちゃって 汚れたもの]に見えました。

『黒ジャガイモって言ってたよ』と夫。
近所の人が家庭菜園で作った[黒いジャガイモ]なんだそうです。
知ってた? こんな黒いやつ。。。
シャドークイーン
調べてみると…黒いジャガイモはいくつか品種があるけれど、代表は[シャドークイーン]という品種だそうです。これもそうかな?
切ってみると鮮やかな紫色。おいしそうには見えないけど。
この写真を見て「ジャガイモ!」と答えられる方が珍しい。

さつまいもでは、紫いもって良く見るでしょう? 紅芋タルトとかも有名だし。
でも、こんな紫色したジャガイモって知らないな。
とりあえず、ジャガイモなんだから、砂糖と醤油で煮るか?ということにしました。

初めはこんな感じの紫色。
しばらくグツグツすると、青っぽいむらさきになってきた感じ。

なんだか、こんなに青いと《1回茹でこぼす?》って感じになりませんか?
だって…こんなに青いんだよ…
調べてみたら問題なしでした。
アントシアニンという成分が青になる理由だからです。
知ってる。。。この前 娘がアジサイゼリーの試作をしている時に言ってたやつだ。
その時に使用したのはバタフライピーというお茶と、紫キャベツ。
前回のブログより⬇︎
バタフライピーの花には「アントシアニン」という色素が含まれていて、これはpH(酸性・アルカリ性の度合い)によって色が変化する性質を持っています。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーやナスなどに多く含まれています。
通常(中性〜アルカリ性)だと青(しかも真っ青!)
酸性(レモン果汁などを加えると…)ピンクっぽい紫へと変化していきます。

ということは。。。レモン汁入れるとピンクっぽくなるのかな?
ポテトサラダとか、スープにすればカラフルな物ができそう。食欲が湧くのかは疑問があるけれど。
出来上がったジャガイモの煮物はやっぱり紫色でした。

うーん。。。やっぱりジャガイモらしい色の方が好きかもしれない。