言ってはいけない(橘 玲 著)という本を何年か前に読みました。
ざっくり言うと「ほとんどのことが遺伝で 生まれつきのものだ」という内容。
だから勉強とかスポーツとか努力しても、そもそものベースが違うし限界も違う。
「みんな頑張れば頭が良くなるわけではない」というような内容でした。
うーん…確かに。同じくらいの努力をしたからと言って才能ってものがあるとは、みんななんとなくわかっているけど。それはそうなんだと思うけど…
努力した人の話も「もともとそういう才能があったところに、努力重ねたからそこまで辿り着いたんだろう」ってことなのかもしれない…
【好きなことも】生まれつきなんだろうか?
そもそも才能があることと好きなことってイコールなのかしら?
長男はまだ本当に小さい時からブロックが好きでした。
出産祝いでいただいたニューブロックという乳児でも使えるブロックで小さい頃から小学校に入る前くらいまでの間、根気よく遊んでいました。
たぶん、作ってるあいだに「次にこれを作ったらどうだろう?」と言うものが頭に浮かんできて試してみたくなるんだろうと思うんですよね。
私の手芸とかそういう時あります。
男の子ってプラレール派とかブロック派とか大きく好みの違いがある気がしませんか?
長男の場合 ブロック→工作(紙やセロテープで何か作る)→本を読むなら絵本じゃなくて【子供の科学】→ゲーム→パソコンという感じで好きなものが変化していきました。(電車や車にはあまり興味を示さず)
長女の場合 小さい頃特に人形などには興味をしめさず→小学生の頃から お菓子作り ビーズ ペーパーフラワーなど製作するものが好き。
次男の場合 特に思いつくほどに凝ったものがあるとういよりは いろいろなことをやってみたいタイプ。野球のチームに入りたいとか英語の教室に通いたいとか自分で何か見つけてくる。
教えたからとかではなく、やっぱり生まれつき好きなんじゃないか?
出来るから好きなのか?好きだから上手になったのか?
結局はぐるぐるするやつですね。
後から好きなものが増えるってこともある気がするけど…
大人になってから「私ってこれ好きだったのかも」って気がつくことがある…
ってことは
全部が生まれつきではないのかもしれない…
でも、大人になるまで気がつかなかっただけで やっぱりもともと好きだったとか?
うーん 全部生まれつきとも言い切れないような…
興味あるものが多いか少ないか
ウチの家族で言えば、夫と長男と長女は気に入ったものを見つければ根気よくずっとやってる…
それはそれで、すごく良いことで「これならだいたいのことはわかる」という強みになる。
私と次男は間口が広め。そこまで深くはないけど知ってるものとか やったことがあること とかが多め。どこに行ってもなんとなく仕事できる感じになるからこれも便利。
はっきりとした結論は出せないけれど…
結局はそれぞれの持って生まれた個性とか才能とかが人間のほとんどの部分を占めている。だから子供の時に好きそうなもの・上手そうなものを見つけて伸ばしてあげるのが正解なんだろうなぁ。
本当の親の仕事は「あなたはこれが得意(好き)なんじゃないの?」と探してあげることなのかもしれない…
ついついあまり得意でない運動とか頑張ってほしいと考えてしまったけど…(これも親心なんです)
今になってみたらそれは違うんだろうな
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