仕事を探している時に 職種の部分に事務とか製造などと書いてあるところはたくさんあったのですが、その中で【キャディ】と書いてあったのが目に留まりました。
興味津々...「キャディって普通にハローワークで募集するんだな」
ゴルフをやったこともない、テレビでゴルフ中継を観るわけでもないのに応募してみました(つまりルールもわからない)
人手不足だったんだろうか?面接にいくとすぐに採用されることになりました。
応募する方もする方だけど、採用する方もするほうだわ(笑)
道具の名前とルールを覚えるところからスタート
「ゴルフ全然知らないんだよね?」と言ってキャディマスター(一応プロゴルファーです)がゴルフクラブの名前から教えてくれました。
大きく分けるとウッド(1番から5番) アイアン(1番から9番) パターなど
ウッドの1番はドライバー、3番はスプーンのように番号だけじゃなくて名前がついているものもあります。
それしか教わっていないのに実際にお客さんにつくようになると「ユーティリティ」とか「サンド」とか「ピッチング」などと????わからない単語がとびかいます。
その頃はまだスマホではなかったので(ちょうど切り替わるころ)簡単に検索して調べるということもなく...怖い先輩に教えてもらったりしていました。
体育会系の職場なので先輩はとても怖い。部活のノリです。
あだ名が【先輩】という人がいて、いつも朝からカップラーメンを食べていました。その人が見た目も中身も一番怖かった。。。
始めの何回かは(3回とか5回とかだったかな)、夕方最後にスタートしたお客さんの後ろを キャディーマスターとコースを回りながら教えてもらいました。
始めに教わったのは
・ゴルフバッグを運ぶ 言われたクラブを渡してあげる
・ピンまでの距離を教える
・お客さんが削ってしまった芝生に土を入れる
・グリーンまで行ったらボールを拭いてお客さんに渡したら、ピンを抜く
・飛んで行ったボールを探す
「まずは優しそうな常連さん1人のお世話だけをする。とりあえずは慣れるまでこれだけはちゃんとやれば良い」ということで現場にでてからが勉強という話でしたが。。。
4人組のお客さんの3人を先輩が担当、1人を私が担当
その時の先輩によっては何も教えてもらえない(とういかほぼ無言)ので手探り状態。
何も教えないで、何かやらかしたらそれを注意する。。。さっきの話の【先輩】とか
親切な先輩だったとしてもお客さん3人担当しながらなので、なかなか教えてもらうことも難しい。
ボールを探す
私が1番苦労したこと。
それはボールを探すことです。
センスが悪いらしく(向き不向きがある)
ものすごく気合を入れて、真剣に見ているのに『カーン』と打った出だしから「あれ?どっちに飛んだのかな?」全然ボールが見えない…
「ナイスショット〜」と言うように言われていたのですが、ナイスなのか何なのか?
皆の様子を見て(良さそうなのかな?)と思ったら一緒に「ナイスショット!」と言う(笑)
そして
皆んなが歩き出したらちょっと他の作業がある感じにして様子をみながら歩いて行く…
だって、どっち方面に走って行けばいいんだかわからないんだもん。
あとは、草むらとか林の中に入ったボールを探すのも苦手でした。
ホントは先に走って行って「ありましたー」と言いたいのに…
頑張って走っても探せず。。。
見習いというバッチをつけていても、本当に役立たずで申し訳ない…という日々がしばらく続きました。
私にはキャディは向いてないな。
体力があったとしても…もうやりません。
おまけ
私がブログを始めたキッカケになった【りっつんブログ】を昨日読みました。
『ブログのネタがないからエアコンの掃除をしました』という話(笑)
ブログを毎日に更新するんだから、そんな日もあります。。。大先輩のりっつんでもそうなんだ!と思ったら親近感がわく。なんか嬉しい。
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