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その時に買ったのがスニーカーと本。
その後、借りた本を先に読んだりして 後回しになっていた【その本は】を読みました。
ヨシタケシンスケさんの世界
ヨシタケシンスケさんの絵本って読んだことがありますか?
私は何年か前に、【りんごかもしれない】を読んで《こんな斬新な考え方もあるんだなぁ》と感激しました。
リンゴを見ながら《これはリンゴではない何か別な物かも?》といろいろ考える。という短いお話がたくさん描かれている絵本です。
まだ、私の子供が小さかったら絶対に買っていたはず(100%)
今回読んだ【その本は】は、ヨシタケシンスケさんと又吉直樹さんの作品です。
買う時には、中がパラパラとめくれないようにビニールが巻いてありました。
なので、帯に書いてある簡単な説明を読んで、イチかバチかで買いました(笑)
本の好きな王様がいました。
王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。
王様は二人の男を城に呼び、言いました。
「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。
たいていの本は読んだつもりだ。
しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。
でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を、聞きたいのだ。
お前たち、世界中をまわって
『めずらしい本』について知っているものを探し出し、
その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。
そしてその本の話を、わしに教えてほしいのだ」旅に出た二人の男は、
「その本は」についている帯に書いてあるあらすじ
たくさんの本の話を持ち帰り、
王様のために夜ごと語りだした。。。。
ここからは、ネタバレが気になる方は本を読む読んでからにしてくださいねー
これを読んで...どんな話だと思いましたか?
私は読み始めてすぐに、自分の勘違いに気が付きました。
本の内容(ストーリー)について、王様に夜ごと話すものだとばかり思っていたのですが、
まったく違っていました。
変わった本を探して、その本がどのように変わっているのか伝えるのです。(わかります?)
例えば...「その本は、大きな声です。」とか「その本は、双子です。」みたいな感じ。
(とりあえず、普通の本として存在するものではない)
雰囲気は【りんごかもしれない】と似ています。
【りんごかもしれない】が好きな人には、気に入ってもらえる内容です。
こんなアイデアが浮かぶって、どんな脳なの?と思いながら楽しく読みました。
挿絵も多く、字が大きくて読みやすいところもお気に入り。
小学生のころ、絵本を卒業してちょっと厚い本を読み始めたくらいに好んで読んだ本のよう。
でも、内容が深くて考えさせられることも多いし、単純に楽しいところも多い本です。
カフェで見た[勘違いな会話]
カフェでレジに並んでいた時、私の前の高齢の男性(80歳以上)がボソボソと注文をしていて店員さんは聞き取れないようでした。
「あのさぁ、ナポリタンってどれ?(メニューの方を指さしながら…)」
「ナポリタンはこれですね」2~3回聞き直して店員さんがメニューのナポリタンを指差しました。
「あぁこれか…これとコーヒー。サイズはあるのかな?」
小さい声だし、ボソボソしているから聞き取れなかった店員さんが
「ナポリタンはワンサイズです」と答えていました(笑)
コミュニケーションをとるのって。。。難しい
今日みつけた春は梅です。
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