宝塚や東宝のミュージカル【エリザベート】の 潤色・演出をしている小池修一郎さんの書いた小説エリザベートがあるらしい…ということを最近しりました。
娘が、先日ライブ配信を観た時に
「望海風斗さんがエリザベートでルキーニを演じる前に 小池先生が書いた小説を読んだらしいよ」と言っていたのを思い出し、読んでみたくなり…さっそくAmazonで購入。
初版が1996年(けっこう前よね)
本の良さと、舞台の良さがわかる
本を読んでみたら良く分かりました。
役者さんが演じているのを観て《わかったつもりになっていただけ》の場面がたくさんあったんだ。ということに…
小説だと、登場人物が思っている心の中も描写してあるから、思っていること 考えていることがよくわかる。
《あぁ、この場面…こんなこと感じていたんだ》と思ったところもたくさんありました。
わかったつもりだっただけなんだわ。
逆に、舞台で観るから良くわかることもたくさんあります。
衣装や、登場人物の動きなどは、本で読むよりも舞台の方がだんぜんわかりやすい!(当たり前のことですが)
本だと 登場人物は《自分の想像の範囲でしか動いてくれない》
というわけで、どちらも楽しめます。っていうか両方知ってたら もっと楽しい。
本を読んでいるときに曲が流れる
なんども なんどもブルーレイで観た作品なので(残念なことに劇場ではまだ観たことがない)
本を読んでいると、その場面が思い浮かぶし、その場面の曲も流れてくる♪
本と舞台の 良いとこどり(*^-^*)
この場面は、こんな歌を歌っていたな。とか こんな衣装だったな。とか
考えながら小説を読むのも、新鮮です。
ストーリーの結末がわかっているからつまらない人もいるのかな?
私は、普段(特に推理小説など)真ん中くらいまで読み進めていくと、結末が気になりすぎて
読み方が雑になってしまいます。
(早く読みたくて、適当に進んしまう。ここはホントは直したい。のに直らない)
そんなこともあって、結末がわかったものは ゆっくりと楽しめるような感じです。
だから。。。この本、楽しめました。
よく、テレビドラマを小説化することがありますが、そんな感じです。
本を読むのは、楽しい。
あっ でも友達に「本を読んでるくらいなら、窓から外を眺めている方がまし」と言われたことがあったのを思い出しました。
人それぞれです!
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