昨日の帰り、《こんな雨は なかなか降らないぞ》くらいのどしゃ降りに遭遇してしまいました。
帰りで良かった。。。
これが朝だったら、仕事やる気にならない。(明日は朝もヤバいらしい)
駅を出た時にはまだ降っていなかったのですが、バスに乗る2分くらい前からポツンポツンと降り出して(並んでいた人たちは いつもよりも迅速にバスに乗り込んだ)
全員がバスに乗り込んだあと、あっという間に《バケツをひっくり返したような雨》になりました。
バスを降りた瞬間から、靴全体が 水に浸かった。。。
明日も一日中雨らしい。。。こんな日は仕事休みたいですよね。
海藻の話の続き。。。
コトジツノマタを大量にもらったので、母に『かいそう作ってみる?作るならあげる』と電話してみました。
『かいそうってえいごみたいな物?それなら ちょっと作ってみようかな?』という返事でした。
えいご…子どもの頃に聞いたことある!忘れてた。
確か、海藻を 寒天寄せのようにした食べ物。千葉のかいそうよりも ちょっと薄めに切って刺身こんにゃくのように食べたような記憶があります。
母は山形の出身だから、東北のもの?
などと思いちょっと調べてみました。
えご
[山形 海藻料理]などと検索してみると【えごの酢味噌和え】が出てきました。
子どもの頃からずっとえいごだと思っていた食べ物はえご?えごだったの?
こんな機会がなければ、一生えいごのままだった(笑)
そういえば母は、山形の[ひっぱりうどん]のことも「つっぱりうどん]と言っていた前科があります。
これは私が中学生くらいまで間違えていたから、正解を知ったのは40歳くらいかな?私はこの現場にいました。
母が、同じく山形出身の友人が遊びにきた時に[つっぱり]の話題になって、『何!その[つっぱり]って!』と指摘されていました。
「何って…ほら、うどんを茹でて 鍋からそのまま食べるやつよー お椀にネギとか納豆とか入れて 醤油味で」と母が言うと『それは、ひっぱり!』
ずっとつっぱりと思い込んでいた食べ方を訂正された瞬間でした。
で、このえご
【えご草】という海藻を煮溶かして、冷やして固めるという郷土料理です。
千葉の海藻はコトジツノマタ。山形の海藻はえご草。
山形でも食べられていたようですが、新潟や信州などでも食べる習慣があるそうです。日本海で採った海藻を行商人が、信州に運んでいたからその辺りでも広まった…なるほど。
だから、職場のメアリーさん(長野県出身)もえごのことをよく知っていたんだわ。
メアリーさんは、薄く切って からし醤油などで食べるそうです。
千葉と同じで、お盆やお正月にはよく食卓に並んだそうです。使う海藻は違っても、食べ方や作り方なとは同じってことです。
えごは、酢味噌、わさび醤油、からし醤油などで味わうことが多く、かいそうは醤油。
千葉らしい…何にでも醤油かけてる(たくあんにも)
今日。。。メアリーさんのように、薄く切って からし醤油を用意してみたら、夫は「俺は いつものだけで良いや」と大きく切った物しか手を出しません。
「試しに。。。」とか、「せっかく切ってくれたんだから。。。」とか私だったら、ちょっと食べてみるけどね!
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