70歳以上の都民が都営地下鉄やバスを格安で利用できる「東京都シルバーパス」。私の両親も日暮里・舎人ライナーやバスで重宝していますが、このシルバーパスが磁気カードからPASMO(ICカード)へ切り替わることになりました。
都営バス車内での磁気乗車券販売が終了していく流れの一環だと思われますが、高齢者本人だけでこの手続きを完了させるのはかなりハードルが高いと感じます。実際に両親の手続きをサポートして分かった流れをまとめてみました。
1. 最初の壁:「記名式PASMO」への変更
まず、自分が元々もっていたPASMOが「無記名」の場合は「記名式PASMO」に変更する必要があります。(記名式PASMOを一から用意するという方法もある)
駅の自動券売機で「PASMO」ボタンを押して氏名や生年月日を入力する作業が必要ですが、機械操作に慣れていない高齢者には少し難易度が高めです。
2. 申請手続き:郵送 vs 電子申請
PASMO裏面の番号を確認し、申請を行います。
・郵送申請:収入確認書類のコピーを同封して郵送
・電子申請:マイナンバーカードを利用して申請
我が家では父が郵送、母が電子申請を選びましたが、電子申請の方が圧倒的に早く振込用紙が届きました。
そもそもマイナポータルのアプリさえ使ったことがない高齢者には、電子申請なんて未知の世界!ご本人が電子申請した例なんてほとんどないかも?
3. コンビニ支払い&登録済証の到着
指定の振込用紙が届いたら、コンビニなどで支払いを済ませます。後日、手元に「登録済証」が届きます。
4. 最後のトラップ:「限定された券売機」での登録
届いた登録済証を使って、PASMOを券売機に通して有効化する必要があります。
しかし、この登録ができる券売機が非常に限られています。
たとえば日暮里・舎人ライナーの場合、対応しているのは日暮里駅のみで、しかも3台ある券売機のうち1台だけ。どこでも手続きできるわけではないため、事前確認が必要です。(我が家はお墓参りのついでに日暮里駅で完了させました!)
定期券のように、シルバーパスの情報をPASMOに入れることができました。


おわりに:10月以降のトラブルが心配…
無事に登録を終え、10月以降も使えるようになりましたが、「正しく登録できているか分からない」「途中で諦めてしまう」高齢者の方も多いのではないでしょうか。
もし登録が完了していない場合、シルバーパスとして機能せず「乗るたびにチャージ残高から引き落とされてしまう」という事態になりかねません。
自分のPASMOがシルバーパスになったと勘違いしてバスに乗ったり都営地下鉄に乗った場合、10月以降バスの車内などで混乱が起きないか少し心配です。
運転手さん大変だろうな。。。
