最期まで人を集めて。。。

叔父が亡くなりました。人を集めるのが好きな人で、こんなに親戚が仲良しなのは この叔父のおかげです。

みんなが集まる機会を作っては、《こういうことが大事なんだよ》ということを親戚一同に刷り込んでくれた(笑)という感じです。
叔父がいなくなっても、この精神は受け継がれていきそう。

亡くなる日も、「容態が急変したから 会いたい人は会っておいたほうが良いよ」という連絡があって(5分くらいずつで2人までしか病室にいられなかったので)。。。叔父に会いたい人渋滞ができたほど。

その日に会いに行くと言った人たちが全員 面会し終わるまで、ちゃんと待っていてくれました。

子どもの頃、まだ独身だった叔父に クルマでどこかに連れて行ってもらったことを思い出すのですが、どこに行ったんだろう?
そのクルマのギアには(マニュアル車のやつ)、巾着袋がいつも ぶら下がっていて小銭がたくさん入っていました。その小銭で、お菓子とかアイスとか買ってもらったりしました。(子どもの私には宝箱のように見えた)

そのころ流行っていた、アニメのいなかっぺ大将のモノマネをしてくれたり(それが…すごく上手だったんですよね)、歌を一緒に歌ったり(♪だれかさんと だれかさんが、麦畑~♪っていう曲)

叔父さんが親戚に会う機会を作ってくれました

葬儀で、ずっと会えていなかった親戚とたくさん会えて たくさん話ができて
《これも…絶対に叔父さんの はからいだ!》などと思ったり。。。

激しい雷雨があったのも、葬儀の時間だけだったけれどそれも《叔父さんが、みんなの行き帰りを避けるようにしてくれたのかも》と思ったり。。。

帰り道で通った川沿いの道からキレイな雲たちが見えたのですが、《叔父さんも その雲たちとふんわりお空にいったのかしら?》と思ったり。。。

この…もくもくの雲が空一面でした

棺に入れたメッセージ入りの荷札

叔父の仕事は、印刷や荷札の仕事でした。

棺に入れたい物を考えた時に、《お父さんは趣味があまりなかったから、やっぱり仕事のものだな》ということになったようで[荷札にメッセージを書いて棺にいれましょう]ということにしたそうです。

なんて素敵なアイデア!荷札!

人とのつながりとか、信頼関係とか。。。これからも大事にしていきますね。



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