しまっておいた靴は、肝心なときに壊れる

昨日…靴の底がボロボロと崩れてしまって 大変な量のゴミを撒き散らしている年配の女性がいました。

屋外ならまだ良かったのですが、建物内でしかも 床が白っぽいところ。靴底の素材が黒だったので《それはそれは目立つ。

厚底のブーツのようなデザインだったので、ボロボロする素材も豊富。その人の歩いた後は、点々と道ができていました。

あれじゃ ちょっと恥ずかしくて歩けないくらい。

こんな場面って今までにも何回も見たことあります。

夫が七五三だかお宮参りだかで、久しぶりに箱から出した靴の底も ボロボロを撒き散らしてしまって クルマの中も大変なことになった…なんてこともありました。

これって、【ポリウレタンの加水分解】によるものがほとんどだそうです。

ポリウレタンは水(空気中の水分も)に触れると化学反応を起こして もろくなってボロボロとくずれます。

3年から5年くらいすると影響が表面化されます。

大事にしまっておいても、空気中の湿気と反応をして密かに劣化が進んでいるので『いざ履こう』と歩き出すと崩れ出してしまうようです。

お出かけ用にしまっておいた靴を履くときこそ、そんな事件は起こしたくない。焦っちゃう。
だいたい、ずっとしまっておく靴って結婚式などで履く靴が多いし。

昨日見かけた人は、自分の歩いたところが靴底のボロボロだらけになっていて、掃除の人が駆けつけているのに、平然と係の人と会話をしていました。私ならオドオドしちゃって『わたしの靴のせいで すいませーん』とか言っちゃう。

ある程度の頻度で履いた方が加水分解は進みにくいようなので、お出かけ用でも たまには履いてみましょう。

スニーカーの底も加水分解でボロボロになるのでご注意!

靴底が剥がれる

ボロボロと同様に たまにあるのは《靴底が剥がれる》事件です。

つい先日、父の靴も歩いていたら剥がれてしまいました。歩いていたら底が剥がれてしまって(くっついている部分が1/3くらい)歩きにくいので剥がしてしまったところがこれ⇩

左足は底が剥がれてる

私も京都に旅行に出かけたときに、ブーツの底が剥がれてしまったことがあります。

その時は、コンビニに行って接着剤を貼って 食事中に貼り付けておいて、また次のお寺へ行った覚えがあります。
でも、その後は 結局また剥がれて何度か貼り直しをしながら なんとか旅行を続けて帰ってから捨てました。

旅行のときも、冠婚葬祭のときも。。。靴には注意です!

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