子どものころ欲しかったもの

先日の 孫の運動会の動画や写真を、母にも見てもらおうとLINEで送ったのですが、その時に母に私が小さなころの運動会を思い出したと言われました。(実は、私も鼓笛隊の指揮者を6年生の時やったことがあります)

「そういえば。。。小さい時に『前の人が邪魔で早く走れない』とか言ってたよね」

あぁ。。。「そういえば、言ってたわ。。。言った覚えある」

すっかり忘れてたけど、言われて思い出しました。私は低学年の時、走るのがあまり早くありませんでした。スタートも鈍かったようで スタート直後には すでにクラスメートが何人か前を走っていました。

スタートが鈍かったくせに1 0メートルくらい走ったところで
《前に走っている子よりは 、私のほうが早く走れそうなのに…ジャマで抜かせないなぁ》と思っていました。(ってことは、自分のレーンなどなくて ごちゃごちゃに走るシステムだったのかな?)なんとなく、覚えているのは、1年生の時、クラスの子供たちを 一斉に走らせてリレーにでる選手を選んだような。。。

その時は、言い訳とは思っていなくて《前が開けていたら、あの子たちよりも速く走ってたはずなのになぁ》と本気で思っていました。
その時の情景も目に浮かびます。(校庭のどの辺りを走っていたかなど)昔のどうでも良いようなことってけっこう覚えてたりしませんか?

私は高学年になったら 走るのが早い方のグループになりました。それなりにスタートを工夫したりバスケのクラブで鍛えられたのかな?などど思ったりしたのでした。

今は。。。全く走れません!鉄棒も 縄跳びも 跳び箱も…できそうにもありません。転ばないように歩くのが課題になってしまったなんて…ずいぶんと衰えたものだ。

赤いラインのスニーカーとバスケットシューズ

もう一つ思い出したのが、5〜6年生になったら[カッコいいジョギングシューズ]が欲しくなった ということです(ついこの前、その理想だったジョギングシューズを履いている人を見たのです)
それまでは子どもが簡単にはけるような ヒモがない運動靴を履いていたのですが、[ひもぐつ]に憧れました。スニーカーなんて言葉も、ジョギングシューズという言葉も知らないから[ひもぐつ]です。

欲しい色も決まっていました。[白地に赤いラインがあるやつ]それを履いたら早く走れそう。

買ってもらえることになって、お店に行ってもなかなか自分のイメージした物がなくて苦労した気がします。ここまでハッキリ覚えているのに、最終的に 買ったものは覚えていないんですよね。。。

そのころ、もう1つ欲しかったのがバスケットシューズ。バスケットのクラブに入ったらほとんどの人が履いていた お揃いのバスケットシューズがありました。キャンバス地て足首まであるような物でした。当然、私も欲しい。絶対に欲しい。

そこに、マジックで名前を書く!アルファベットでカッコよく!

それは、どうしても欲しくて クラブを辞めちゃった友だちから譲ってもらいました。

子どものころって、何であんなに人と同じものが欲しいんだろう?(今も人の物が羨ましかったりはするけれど それとはレベルが違うほど欲しかった)

グルービーケースも、パティ&ジミーのノースリーブのTシャツも【絶対に欲しかった】
たぶん…しつこくお願いして買ってもらったんだろうなぁ。

買ってもらうために、テストを頑張ったりしたのだから 自分の実にもなってきたのかも。

写真は今朝の日の出のころ《雲に朝日があたってきれいだなぁ》と撮った写真です。

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