魚を採ってきても タケノコを掘ってきても、何もしない夫がなぜかやる…きゅうりの古漬け。
不思議…
なんでも『めんどくせぇ』と言うのに、これは良いのか?
けっこう面倒だよ。漬物ならいいのか? と思うでしょう? 漬物なら何でも良いというわけでもなさそう。きゅうりの古漬けができるなら、白菜も漬けられそうなものだけれど、きゅうり限定です。
せっかく1人でやってくれるので、口も出さないし、手も出さない。
そうしないと、私の仕事になってしまいそうだから。知らないままの方が良いと思っています。(できちゃと頼まれちゃうでしょう?)
「俺忙しいから、やっておいてくれないかなぁ」と言われる場面まで思い浮かぶ。。。
というわけで、漬けている写真はありません。そこは残念だけど。。。私が仕事に行っている間に漬けています。
近所に きゅうり専門で栽培している農家があって、多めに収穫できた時に電話をくれます。(何年か前にお願いしたら、毎年自動的に電話をかけてくれるようになったらしい)
今回は15キロなんですって。これが古漬けになるとペッタンコになるので ほんの少しになるのですが、漬ける前はすごい量。
しかも、何日か後に もう1袋足したそうです。
ここからは、夫に聞いたはなし
きゅうりの重さの10%の塩で漬けます。今回はきゅうりが15キロだから、塩は1.5キロ。
ここに水を入れるのですが(いわゆる 呼び水)これも同じ濃度の水にしておきます。(水の量はきゅうりの20%くらいの量)塩分が薄いと、きゅうりの水が出ないので漬物ではなくて、腐ったきゅうりみたいな物になっちゃう。
で。。。この水を熱湯にすると、できあがりがパリパリ良い歯ごたえになる(これはYouTubeで見たらしい)から、熱湯に塩を入れて きゅうりを並べたところに上からかけます。
重石は、きゅうりと同じくらいの重さにします。今どきは持ちやすい重石がホームセンターなどで売っているけれど、我が家では昔の人のように本当の石をのせています。(母も白菜を漬ける時には石を乗せていました。昔はね)
1週間から10日くらいしたら漬け直しをします。きゅうりから出た水分を捨てて並べ替えて、この時もまた漬けた時と同じくらいの量の塩を入れます。
ぺったんこになったら、これ以上塩分は吸収できないっぽい。とにかく塩で真っ白!っていうくらい塩をかけておけば傷んだりしないみたい。
ここまでいったらもう ずーっとそのまま保存できちゃう。
桶から出したら、水に浸けて塩出しをして食べます。
塩出しをして 麺つゆに浸けると、まるで《キュウリのきゅうちゃん》
夫は、《キュウリのきゅうちゃん》よりも 《塩出ししたらそのまま食べる》方が好きということなので、いつもそのまま食べています。
これ、けっこうおいしいです。
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